レッスン方針
個々に合ったレッスン
♦︎麻代ピアノ教室では、個人のライフスタイルや目標に合わせてピアノを続けていただけるよう、生徒さんとよくコミュニケーションを取ることを心がけています。
レッスンを楽しんで続けていただけるためにも、生徒さんと講師の目指す方向を一致させることが重要だと考えています。そのために、どのようにレッスンを進めたいのか、どんなふうに弾けるようになりたいのかなど、日頃から生徒さんとよく話し合うことを心がけたいと思います。ですので、何か疑問や不安に思われることがあったら、いつでもお伝えください!不安な事柄がいい方向へ向かうように、私自身も一緒に考え、答えを導き出していけたらと思っています。
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♦︎どの生徒さんにも、持ち味をさらに引き出せる曲、今一番身につけたいことが詰まった曲など、個性や進み方に合った曲を選択します。そして、練習する曲をもっと好きになってもらえるように、好きな作曲家や雰囲気を話し合ったりして、できるだけ生徒さんの好みに合った選曲をできるようにしていきます。
楽しく弾きたい方には憧れの曲などを、子供の生徒さんや、じっくり学びたい方には基礎的な教本も取り入れたり、コンクールやオーディションを目指す生徒さんには、今持っている力を一番発揮できる曲を選択したりと、一人ひとりの目標に合った選曲もしていきたいと思います。
レッスンで大切にしている事
- できた!弾けた!という感覚や自信を持ってもらえるように、上手に弾けたところ、素敵に弾けたところなどを、必ずお伝えしていきます。
- もっと素敵な演奏になるポイントを見つけ、一つ一つ、丁寧にお教えしていきます。表現とテクニックを関連づけてお教えして、両方を一緒に伸ばしていけるようにしています。
- 講師自身が弾いてお手本を見せ、言葉だけでは伝わりにくいニュアンスや表現も、確実にお伝えできるようにしていきます。
レッスン内容
♦︎当教室では、ピアノを弾く時に最も大切だと考える、4つの項目を軸にレッスンを行なっています。こうして並べてみると、難しいことに感じるかもしれませんが、そんな事はありません♪ 習い始めの小さな曲でも、ステージで演奏するような大きな曲でも、楽譜を見て考えることは同じです🎶
お子さんも大人の方も、本当の意味でのピアノの奥深さ、楽しさを知ってもらいたい!そんな思いで、レッスンでお伝えしていることばかりです。
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1.楽譜をよく見て、書かれている事を読み取ること。
楽譜には、強弱、テンポ、曲想など、作曲家からの指示がたくさん書いてあります。それらを見落とすことなく、正確に、一つずつ確認していきます。
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2.読み取ったことから、どのように表現するのか考えること
例えば、f(フォルテ・強く)。強いと一言で言っても、雄大なのか、がっしりしているのか、鋭いのか…考え出すと、実は多くのニュアンスを持っていることに気づきます。どのニュアンスで弾くのがふさわしいのか...考えることを積み重ね、さまざまな表現を作り出していきます。
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3.表現するために必要な、尚且つ「正しい」テクニックを習得すること。
テクニックは、表現に応じて、一つ一つ、手や腕、体の使い方が違います。無理なく美しく弾けるように、正しいテクニックをお伝えします。
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4.自分の出す音をよく聴き、「耳」を使って演奏すること。
美しい音で弾けているか、音の粒はそろっているかなど、自分の出す音がどう聞こえているか、常に聴きながら演奏することが大切です。レッスンでも、耳を使うことを意識してもらえるように、「耳!」の合言葉でお伝えします。
クラシックの作曲家の曲に触れ出したら...
レッスンでは、曲ができた背景や作曲家の人生にも着目していきます。
また、主に演奏されている作曲家は、ヨーロッパの人物です。ですので、ヨーロッパの歴史・文化など、色々な視点からもお教えしていきます。私が留学時代、ヨーロッパ生活で発見したこと、作曲家が生きた土地で感じたことなど、自身の経験で得たことも指導に織り交ぜ、遠く離れたヨーロッパを思い描きながら演奏できるようなレッスンをしていきたいと思います。