こんにちは!たまプラーザ、あざみ野の麻代ピアノ教室です🎹春らしい日差しも感じる今日この頃ですね🌸
今日は、指使いについて書いてみようと思います♪先日、2人の生徒さんとレッスンで指使いの話になりました♪2人とも、「ここの指使いが弾きにくいので、変えてもいいですか?」という質問でした♪
もちろん、答えは「Yes」なのですが...ホイホイと変えてはいけないよ〜と言うお話もしました♪
では、指使いを変える時に気をつけるべきポイントとは♪
①楽譜に書かれた指使いは、何故その指番号を使っているのかを考える。
指番号は、「弾きやすいから」だけで決められているわけではありません。
「その指使いの方が歌いやすいから」、とか、「フレーズが途切れないことを意識できるから」、など、曲想や表現のためにその指使いになっていることも多いんです♪ですから、理由によっては、変えるべきでない時もあります。
②変えた指使いのせいで、音楽的に不自然にならないか観察する
①で書いたことにもリンクするのですが、せっかく弾きやすい(テクニック的には)指使いに変えても、音楽の流れや楽譜の指示を無視してしまうことになっては意味がありません。
ですから、新しい指使いを使用するときには、その指使いでも表現に影響ないかをよく見てみる必要があります。逆に言えば、表現に良くない影響が出るのならば、その指使いは適していないと言うことになります。
③他の版も見てみる
楽譜は校訂した人によって、指使いが違うことが多くあります。今使っている版の指使いでうまくいかない時は、他の出版社から出ている楽譜を参考にすると、自分に合ったものを見つけることが出来るかもしれません。
1人1人、持っている手は違うのだから、自分に合わない指使いが出てくることも当然ですね!だからこそ、指使いは変えたっていい!ですが、弾きやすいと言うことだけに着目するのではなく、「曲想・表現がより良くできるように」というところまで意識して、指使いを見つけていければいいですね!
それと!新しく見つけた指番号は、必ずメモしておきましょうね!
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