速い音符も怖くない

こんにちは!たまプラーザ・あざみ野、美しが丘西の麻代ピアノ教室です🎹


今日は、速い音符について取り上げようと思います。速い音符が続くと「指が転んでしまう」とか「粒が揃わない」という問題に直面しますね。そんな時でも焦ってしまわないように、速い音符を弾くポイントをご紹介します。


①速い音符は口に出して言ってみよう!


まずは、曲を例に出してみます。こちらの曲、ドビュッシー『版画』より第3曲「雨の庭」。この曲は出だしから16分音符の4連符の連続。しかも結構なテンポ!この時点で怖気付いてしまいそうですが、大丈夫!まずはこの4連符を「タカタカタカタカ」と口に出して言ってみましょう。この曲はタカタカで言いますが、言い方は曲に合わせて、好きな言い方で大丈夫です。あくまで音楽的に、リズム読みのようにならないようにしましょう。そして、その時には自分の理想のテンポで言ってみてください。メトロノームで確認するのもいいですよ!

さて、どうですか?早口言葉みたいだけど、「あれ?言える」とお気づきになったと思います。そうなんです、速いんだけど言えるくらい、思ったより速くない!そこに気づいただけでもグッとハードルが下がりませんか?



②口で言ったように、実際に弾いてみよう!


先程の16分音符を「タカタカ」と口に出して、動きと速さを体感したら、いよいよ弾いていきますよ!口で言ったように「タカタカタカタカ」と音の粒を聞きながら弾いてみてください。

「聞きながら」と書きましたが、なんとなく聞くのではなくて、自分から聞きにいくつもりで、耳をよく使ってくださいね。

どうですか?聞きながら弾くと、指も付いてきてくれる気がしませんか?

まだテンポで弾けない時は、ゆっくりのテンポから、同じように試してください。徐々にテンポUPすればokです。

速い音符は、音の粒を耳で聞くこと!これが一番の基本です。そして、速いと言っても、必ず「音の粒を耳で追えるテンポ」で弾くことも重要です。

速い音符が出てきたら、

1.口に出してテンポと動きを確認

2.口で言ったとおりに音の粒を聞いて弾く

という風にやってみてください。


もちろん、音の粒を揃えるためにはリズム練習などの基本練習も欠かせません!合わせて練習することで、ますます粒が揃って気持ちよく弾けると思います!

たまプラーザ・あざみ野 麻代ピアノ教室

青葉区美しが丘西のピアノレッスン

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