当教室では、私自身が実際に使用してみて、わかりやすく取り組みやすいと思った教本数種類を使用します。その中から、生徒さんの年齢はもちろん、性格や好みをお聞きした上で、生徒さんに合う教本を選択します。どの教本においても、両手で弾けるようになり「ブルグミュラー25の練習曲」へ移行することを目標にします。
1.ぴあのどりーむ
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優しい雰囲気の挿絵が特徴の教本です。ほかの教材に比べ反復練習のページが多いので、進度はゆったりめです。ですが、新しい音やリズムが出てくるたびに、じっくりと取り組むことができ、きちんと理解できてから次のカリキュラムに進むことができます。
全部で1-7巻までありますが、当教室では3巻まで進めたあと、生徒さんの状態を見て、そのまま4巻またはオルガンピアノの本2に進みます。
この教本は、幼稚園年中さんくらいから、ゆっくり無理なく進めたいお子さんに適していると思います。
2種類目がこちら
2.ピアノひけるよ
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教本のキャッチコピー「知ってる曲でどんどん弾ける」にあるように、誰もが一度は聴いたり歌ったりしたことがある曲で構成されています。知っている曲で耳なじみもいいので取り掛かりやすく、練習する意欲もわきそうですね!
最初のページで、黒鍵を2本または3本で弾くところから始まります。そしてなんと、最初に先生と「ちゅーりっぷ」の連弾までしてしまいます。とはいえ、生徒さんは黒鍵3つを決められた箇所だけ、4分音符と2分音符で弾くだけなので、そこまで難しくありません。先生との連弾で、ピアノの持つハーモニーの響きを味わえますね!最初のページで、すでにピアノを弾く楽しさを発見できるので、ピアノを弾くのが初めてのお子さんにもとても入りやすい教本だと思います。
ピアノひけるよジュニアは3巻まで、その後はピアノひけるよシニア1-3巻へ移行します。
おすすめする年齢は「ぴあのどりーむ」と同じ年中さんくらいからですが、お歌が好きで、知ってる曲で楽しく学びたいお子さんにおすすめです。
3種類目がこちら
3.オルガンピアノの本
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言わずと知れたロングセラーの教本ですね!私自身もこの教本で育ちました。近年リニューアルされましたね!
こちらも真ん中の「ど」から広げていきますが、上記でご紹介した教本よりも習う音域がかなり広いです。また、上記の2教本では1巻では片手ずつ弾きますが、オルガンピアノの本では1巻で既に両手弾きになります。調号も出てきます。なので、今回ご紹介した中では1番難しい印象ですが、きっちり取り組めば短期間でレベルアップできますね!
初めてピアノを習うお子さんで、年長さんから小学生におすすめです。
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